三科由利子のアトリエ

Embroidery …日本刺繍 マシーンワーク(ミシン) ビーズ刺繍… ジャンルにとらわれず、自由に…針と糸を使って表現する 刺繍家〜 Embroidery Creator 三科由利子

October 2012

IZIS の写真展へ行ってきました。

IZIS(イジス)、1911~1980 彼の生きた時代の悲しさと彼の温かみを感じる
写真展でした。

彼はリトアニア生まれ。20代で画家を夢見て憧れのパリへ行き、第二次世界大戦
がはじまると、ナチスの手を逃れリモージュ近くへと移住。
この地で活躍するレジスタンスのポートレートを撮影し、写真家としての才能を
温める。
戦争終結とともにパリを拠点に写真家として本格的に活動を開始する。
独特の詩情でパリをとらえた彼の作品は各方面から高い評価を得る。
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 当日、フォトジャーナリストである彼の息子の挨拶と解説を伺うことが
 できました。
 右側の写真<中庭 アレジア通り225番地の中庭にて>が彼曰く父で
 あるIZISの代表的な作品であると思うと話してくれました。

 世界でも希有な都パリの風景を、光や空気感が写真から湧き立つような
 作品に結実させた彼の作品にしばらく時間を忘れて魅入ってしまいました。
 
 


 

台風が過ぎ去り、さすがに今年、頑張っていた夏も行き過ぎたようですね。

ジョギングをしていると風が心地良いです。
近くの池の周りを走っているとドングリやくぬぎの実があちらこちらに
ころがっていて…小さな頃、無心に拾い集めた事を思い出します。

ホッと心が温かくなりました。
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        緑と水とあったか〜いハートに包まれて…

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