三科由利子のアトリエ

Embroidery …日本刺繍 マシーンワーク(ミシン) ビーズ刺繍… ジャンルにとらわれず、自由に…針と糸を使って表現する 刺繍家〜 Embroidery Creator 三科由利子

刺繍って好きですか?自分でチクチクするのも楽しいし、眺めているだけでもいい。
いろいろなスタイルの生き方や好みがあるように刺繍の世界もいろいろな刺繍があります。

なかには’これって刺繍ですか?’の質問をお受けすることもたびたび…
表現方法に正解はないと思うのです。

ようこそ三科由利子のアトリエへ

梅雨らしい日が続いています。

カラ梅雨か!?といわれ、心配されて今年…大地にとっては
恵みの雨です。

とはいえ、傘をさしながらの外出は少し気分が億劫になりがち…
そして視線も節目がちになります。
そんな時に目にとびこんできた鮮やかなピンク

目が覚める思いでした。
軽井沢花1IMG_2198軽井沢花2IMG_0422

文字を生業とされる方から伺ったお話

『文字の起源は神と対話するために生まれたものだ』と
 
思わず「ほぉ〜」っと…
いつの間にか文字は人と人のコミニュケーションのツールだと
思い込んでいた事に気がついた。
 
学校で習った、つたない記憶の中で、
大昔、人々は神のお告げ(メッセージ)を受け取るため、占いに亀の甲羅等に
文字を刻み、甲羅のヒビの入り具合により、判断したと歴史の先生は語っていた
ことを思い出した。…ということは、神様との対話のためということになる。

この機会に少しぐぐってみた。
現在、諸説はあるが、世界最古とされている文字はメソポタミア文明のシュメール
文字とされているらしい。(歴史の教科書を思い出します) 
文字は種類、年代、地域などによって沢山あって、まだまだ解明されていない(解読されていない)
世界なのだなぁとあらためて驚いた。そしてなかなか面白い。そして歴史的ロマンがあることも…

作家がサイン代わりに使う落款。篆刻。篆書の書式も数多い。
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(これはわたしの落款…漢字の由利で作って頂きました)

年代により変化しつつも崩し方にも一つの決まりがあるそうです。
幾代にわたっても、その文字を見た人が使われた書式であることがわからなければならない
そうです。勝手気ままに変えてはいけない。
その文字がどこから来たものなのかも伝えられるために…

文字…神様とのコミニュケーションであったことを再認識して大切に使って
いこう。 

 


  海瓶〜sea bottle      波にゆられ、揉まれ…
  大きな海の底   果てしない時間    旅して   いつか還っていく…

       7'海瓶アップ























この作品は海の底をイメージしてオーガンジーという薄い布地を3枚重ねて制作しています。
刺繍がある面が一番上にその下に摺箔を施し、さらにもう一枚オーガンジーを重ねて
海中の水の動き(漂う)を表現しています。


















梅雨に入ったと思ったら気持ちのいい朝です。
思わず手を天に向け精一杯のびをしていました。

最近、自分のファッションにドキドキ感が少なくなってきている
と感じていました。
せっかく気に入って買った服でもデビュー待ちしているものも…

そんな時にこの本を手にして目からウロコの気持ち…

祐子さん本


















  “自分史上最高”の私になる「おしゃれの法則」

  『装いとは「内面を表現する」もの
   表現すべきは心
   洋服をまとうのは体
   心と体を映し出したものが装い』

  『見せたい自分を認識することは、自分はどういう人でありたいのか、
   どういう生き方をしたいのか』

 ファッションを心理面から説いている。
 
 どんな色にも挑戦できていたはずなのに、今は白に手を通すこと
 が多い。なぜか…頭の中の妄想ではまだまだ挑戦的なのに…
    (デビュー待ちの服が物語っています)
 現実は白がなんとも落ち着いてしまう…その心理は何なのか?
 
  『自分を直接観られないのは世界中でただ一人』

  『センスのいい人とはその人のライフスタイルも含めてぶれない軸がある。
   その統一感が相手に心地良さを与えている。』
  
 目からウロコの言葉がいっぱい…ちりばめられています。
 
 まだまだ 挑戦 〜私のファッション〜

 澤木祐子さんは[メディアスタイリスト」として30年以上のキャリアを持ち
 活躍されています。 
 そのキャリアの中で、[心」と「装い」の関係の重要性を強く認識され、心理学を学ぶ。
 心理カウンセラーとして、個人が「なりたい自分」を実現するアドバイスを行う
 「パーソナルスタイリスト」としても活躍されています。
 ヨガのインストラクターもされ、常に心と体の鍛錬も怠らない。
 でも、すべて自然とこなしてしまうように魅せる☆☆☆女性(ひと)
 
 三笠書房 王様文庫 スタイリスト 心理カウンセラー 澤木祐子著
 ¥571 

 澤木祐子さんのHP

 
 
 

今年は6月に入る前に梅雨入り…
少し早いぞ…
晴れ続きだった先週はまるで一気に夏のようだったけど
陽が暮れるとすぅーと涼しくて、ほんとに気持ち良かった。

今年は世の中の動きだけでなくお天気まで駆け足…

一日の中でホッとした時間を持つことを大切に

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 この季節の緑はやさしい  山中湖で 

昨週末の5月25、26日の土、日曜日に開催された
N小山ミステリーツアー (東急目黒線N小山駅下車) 
今年も、多くの人(聞くところによると昨年は2000人超えだったとか…)
が参加して、今年も開催された。
2009年から始まり、何でも謎解きをしながら街歩きを楽しむという
イベントだそうです。

 そんなイベントに友人の紹介で作品を展示販売して頂けることとなりました。
会場はおじいさまが紳士服のオーダーメイドで地元でしられたテーラーO…
現ご主人が引退されたおじいさまのお店をご自分でギャラリーへと改築された。
お店のショウウィンドウの前には綺麗で優美な薔薇が咲き誇っています。
神棚があるギャラリー…満員御礼を願って

私は金曜日に作品をおあずけして次の朝早く、山中湖へ向け出発したのでした。
今回はすっかりオーナーご夫婦のお言葉に甘え、お世話になりました。

日曜日に帰宅すると、両日ともにお天気もよく、お客さまも沢山いらして下さったそうです。

私の作品も沢山の方にご覧いただけました。自分の家の近くにこんな作品を作っている人が
いることを知っていただけるシアワセなご縁でした。
ありがとうございました。
そして私の作品もお買い上げいただいて本当に嬉しかったです。

 スター
   IMG_1132
 


 
















 輝く☆がいつも輝いていますように…
 ¥6000
   売約済 
 
思い出ある、お手持ちの石を世界に一つだけのアクセサリーに… 
オーダー承ります。お気軽にご相談ください。 

5月26日 日曜日 山中湖でマラソン大会に参加
雄大な富士山を眺めながら走る
その姿の美しさに思わずレース中であるにもかかわらず、歩調がゆるむ
そして、自然と感謝の念が湧いてくる…


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今年も完走よろしくお願いいたします。

そしてその願いを引き受けていただけて無事完走
今、ホッとしています。

心の切り替え完了


知らないうちにカメラのシャッターがきれて、
思わぬ一瞬を手にいれた

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光と影…くるくる回るシャフト…
明るいところと暗いところ
このイメージ
何か作りたくなった

 Collaboration展での作品こぼれ話 

 写真からのインスプレーションで制作するコンセプトの展覧会でした
 

 由利子ちゃんビル内















羽田空港ターミナル…この写真に惹かれて…

26三科ユリコ













このブローチ…螺旋に広がる空間とその中心に向かっていくエスカレーター
を表現しました

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エスカレーターに乗る2人… その2人を数字の2で登場させてみました。
写真の中での2人の存在は無くてはならないと…思ったから
そして+遊び心もあり
 
数字の2は銅線を使用 ラジオペンチで形と模様を作っています。
¥15000  (淡水パール・スワロスキー・チェコビーズ・アンティークビーズ等)
 売約済
 



 
 

今週の火曜日 吉祥寺で開催されていました Collaboration展
無事に終了いたしました。

お天気にも恵まれ、沢山のお客さまをお迎えすることができました。
ありがとうございました。

当日、夕方の搬出〜搬入に比べると要した時間は3分の1…4分の1でしょうか?
あっと言う間にギャラリーは元の白い空間にもどりました。

いつもその時に感じることなのですが…夢だったのか…なんとも言えない…
少しホッとした気持ちの中で一抹の寂しさを感じつつ

作品をかかえて家路につきます

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また、お会いできることを願って

ホワイトハート
(チーズクロス・オーガンジー・チュールレース・シルク) 


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